Red Hat Enterprise Linux AS (Taroon Update 7)

この CD-ROM の収録内容は © 1995-2005 Red Hat, Inc. と その他の著作権に帰属します。ディストリビューション規定については、 各ソースパッケージ内のそれぞれの著作権をご覧ください。 Red Hat, Inc. の著作権を持つツールのディストリビューション規定については、 EULA ファイルをご覧ください。

Red Hat と RPM は Red Hat, Inc. の登録商標です。


ディレクトリ構成

Red Hat Enterprise Linux は、インストール CD-ROM 及びソースコード CD-ROM から構成される 7 枚の CD-ROM に収録されています。

1番目のインストール CD は、最近のシステムならほとんど直接インストールをブートできるようになっており、以下のディレクトリ構成になっています(/mnt/cdrom は CD-ROM のマウントポイント)。


/mnt/cdrom
  |----> RedHat
  |        |----> RPMS         -- バイナリパッケージ
  |        `----> base         -- インストールプロセスで使用する本リリースの
  |                               Red Hat Enterprise Linux 情報
  |----> dosutils              -- DOS 用のインストールユーティリティ
  |----> images                -- ブートとドライバディスクのイメージ
  |----> isolinux              -- CD からのブートに使用するファイル
  |----> README                -- 本ファイル
  |----> RELEASE-NOTES         -- 本リリース Red Hat Enterprise Linux の
  |                               最新情報
  `----> RPM-GPG-KEY           -- Red Hat からのパッケージ用 GPG 署名
 
    

残りのインストール CDは、RedHat サブディレクトリのみが存在すること以外はディスク1と同様です。

ソースコード CD-ROM のディレクトリ構成はすべて以下のようになります。


/mnt/cdrom
  |----> SRPMS                 -- ソースパッケージ
  `----> RPM-GPG-KEY           -- Red Hat からのパッケージ用 GPG 署名
 
    

NFS、FTP、HTTP インストールのインストール用ツリーを設定する場合は、すべてのインストール CD にある RedHat ディレクトリからRELEASE-NOTES ファイル、及びすべてのファイルをコピーする必要があります。Linux 及び UNIX システムでは、次のような手順で、サーバ上に /target/directory を適切に構築します(ディスク毎に繰り返し)。

  1. CD-ROM を挿入します

  2. mount /mnt/cdrom

  3. cp -a /mnt/cdrom/RedHat /target/directory

  4. cp /mnt/cdrom/RELEASE-NOTES* /target/directory (インストール CD 1 のみ)

  5. umount /mnt/cdrom

インストール

最近は多くのコンピュータが CD-ROM から自動的にブートできます。このようなマシンをご使用の場合は(適切に設定されていること)、ブートディスクを使用せずに Red Hat Enterprise Linux インストール CD-ROM を直接ブートできます。ブートしたら、Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムがスタートしますので、CD-ROM からシステムをインストールすることができます。

Red Hat Enterprise Linux インストールの開始にブートディスクを使用する必要がある場合は、1 つまたは複数のイメージファイルを使用して必要なディスクを作成してください。必要となるイメージファイルは images/ ディレクトリにあります。このディレクトリには次のようなイメージファイルが含まれています。

  • bootdisk.img — プライマリブートディスクイメージファイル

  • drvblock.img — 追加ブロックデバイスドライバを含むイメージ

  • drvnet.img — 追加ネットワークドライバを含むイメージファイル

  • pcmciadd.img — PCMCIA ドライバイメージファイル

bootdisk.img ファイルから作成したディスクは、選択するインストール方法に関わらずすべてのインストールをブートするのに使用します。

また、IDE/ATAPI デバイスだけを使用して CD-ROM またはハードディスクインストール以外を行う場合は、ドライバディスクイメージファイルを1つ以上使用して1枚以上のドライバディスクも作成する必要があります。

drvblock.img ファイルから作成したディスクは、インストール中に使用する IDE 以外の何らかの大容量ストレージデバイス (SCSI ディスクや CD-ROM ドライブ)をシステムが含む場合に必要になります。

drvnet.img ファイルから作成したディスクは、ネットワークベースのインストール方法を使用するときに必要になります。

pcmciadd.img ファイルから作成したディスクは、インストール中に PCMCIA デバイス(PCMCIA ベースの CD-ROM ドライブまたはネットワークアダプタ)を使用するときに必要になります。

これらイメージファイルをディスクに書き込むには、dosutils/ ディレクトリにある rawrite プログラムを使うか、Linux 系システムには dd を使用します。このプログラムはイメージファイルのコンテンツをディスクへ転送します。必要なディスケットを作成したら、ブートディスクを挿入してマシンをブートします。

images/ ディレクトリには、boot.iso ファイルが格納されています。このファイルは ISO イメージで、Red Hat Enterprise Linux インストールプログラムをブートするのに使用します。複数のディスクを使用せずにネットワークベースのインストールを開始するのに便利です。boot.iso を使用するには、コンピュータが CD-ROM ドライブからブートすることができ、BIOS 設定がそのように設定されていなければなりません。 次に、RW(recordable/rewriteable) の CD-ROM に boot.iso を焼き付けます。

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http://www.redhat.com/mailing-lists

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EXPORT CONTROL

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